WEB会報

カテゴリー

vol.280 2026年3月号

薬局委員会での取り組みについて

委員 伊藤 智子

薬局委員会では、地域に根差した、かかりつけ薬局・薬剤師の実現に向けて、下記の取り組みを中心的に担っています。

  1. 薬局業務や薬機法等に係る諸問題を検討し、会員薬局が対応できるようサポートしていく。
  2. 薬局におけるかかりつけ・健康サポート機能の充実に向けた取組を行い、会員薬局の各種薬局機能の強化をサポートしていく。

その中で薬局業務に係る諸問題について、実際に業務内で困ったこと・あったら良い情報などを委員会内で検討を行っています。

  • 各薬局に届く薬剤師会からのメール・FAXへの提出・回答期限の明確化について
  • BCP(災害・新規感染症・サイバー)ひな形等の作成の必要性について
  • 岡山県版かんたんBCPシートの活用・情報共有について
  • 新規薬局への各種指針・手順書・掲示物・提出物一覧作成について

今後、日本薬剤師会HP「薬局に備えるべき指針手順書等」をもとに、各薬局の整備状況を収集し、結果等ふまえ、薬局委員会としても、皆さまのご意見を伺いながら、ひな型等作成の必要性などを検討していきたいと思っております。

また、令和7年薬機法の改正により「健康サポート薬局」から「健康増進支援薬局」という新しい名称に変更となり、認定薬局として2年以内に施行することが決定しました。「健康増進支援薬局」の基本的な役割は、「かかりつけ薬剤師・薬局」の役割に加え、地域住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に支援し、地域包括ケアシステムにおける地域住民への身近な健康の相談相手になることです。

具体的には、健康相談への対応として薬に関するありとあらゆる相談・健康食品・食事・介護に関するものなど多岐に渡ります。また、地域住民への健康づくり支援としては、健康イベント開催・パンフレット配布などを通じての健康に関する情報提供し、病気の予防や健康管理への意識を高める。さらに他の医療機関や地域包括支援センターなどとの連携体制になります。

「健康サポート薬局」から「健康増進支援薬局」へ名称・制度が変更されても地域住民への認知度の低さや通常の薬局との具体的な機能の違いが不明確、地域へのニーズの違いなど、薬局がすべての健康サポート機能を単独で補うことは難しく、地域の実情に応じた柔軟な対応や他の機関との連携が重要となります。

薬局委員会としても、皆さまのご意見を伺いながら、地域より好事例を収集し、より良い体制づくりに努めてまいりたいと思います。

2026年3月号の一覧へ戻る

印刷準備中です。しばらくお待ちください...

※時間がかかる場合は「キャンセル」して、
「Ctrl」+「P」で印刷してください。