
令和7年12月14日(日)、就実大学にて「岡山県災害薬事コーディネーター(CD)新規養成研修会」を開催しました。災害薬事CDは、大規模災害発生時に岡山県の保健医療福祉調整本部の構成員として参画し、被災地の医薬品等の確保・供給調整、情報収集と共有、関係機関への情報提供・連携、支援人員の調整など薬事関連の調整業務を担います。急性期から活動が求められるため、平時からの理解と実践的な備えが不可欠です。災害対策特別委員会では、これまで毎年2回の維持研修会を継続して実施してきました。

新規養成は約5年ぶりの開催となり、座学と実践の二部構成で実施しました。
座学では川崎医科大学総合医療センターの家永先生ならびに委員会委員が、災害医療の基礎とCDに求められる役割、現場での留意点について講義しました。実践ではSGD形式で、受講生が提示されたミッションにグループごとに取り組み、限られた情報下での判断や優先順位付け、医療・行政・卸等との連絡調整の進め方を検討しました。

本研修会を通じ、調整業務を「机上の知識」で終わらせず、具体的な行動に落とし込む機会となりました。また、平時の顔の見える関係づくりの重要性も再確認しました。
今後も県内の災害対応力の底上げを図り、今年度は維持研修会、来年度は新規養成研修会を計画しています。ご協力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。関心のある方はぜひご参加ください。
今回開催した研修会は、災害薬事CDだけでなく災害支援に関わる薬剤師が知っておいても役立つ内容となっていました。今後、いつどこで起こるか分からない災害に対して十分な支援を行うことができるように、委員会では災害支援薬剤師が多くなるように災害に関する研修会を開催したいと思います。今後とも災害支援活動にご理解ご協力お願いいたします。