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vol.283 2026年9月号

攻めの予防医療とU.E.N.O.Planに関して

参議院議員・薬剤師 神谷 政幸

「政幸だより」8月

政府は「経済財政運営と改革の基本方針2026」、いわゆる骨太の方針2026を閣議決定しました(2026年7月21日)。

骨太の方針には強い経済の実現に向けて、責任ある積極財政に基づく中長期経済財政計画では全世代型社会保障の構築として医療・介護等が取りまとめられています。薬局・薬剤師の関係では、「休薬・減薬などの効果的・効率的な治療の促進」などにより質の高いサービスを提供するとなっています。

また、高市総理が掲げる「攻めの予防医療」の推進には、健康増進、肥満症を含む疾病予防、早期発見、早期介入及び行動変容に関係機関と連携した取り組みや栄養・食生活を含む健康リテラシーの向上、学齢期の健康診断の在り方の見直し、プレコンセプションケアの推進、睡眠対策を含む健康経営の推進、予防・健康づくりなどの項目が記されています。中でも薬局・薬剤師の関係では、『地域住民の健康増進に資する薬局機能及び薬剤師の果たす役割の強化』と記載されました。

厚生労働省は「攻めの予防医療」を具体化するために、がん・循環器病など6つの重点領域をまとめたU.E.N.O.Plan(Understand, Exercise, Nourish and Optimize for Better Health)~攻めの予防医療厚生労働省関係施策~を公表しました(2026年7月23日)。

https://www.mhlw.go.jp/stf/index_00154.html

予防医療では、国民一人ひとりが自身の健康を「自分ごと」として捉え、主体的に健康づくりに取り組むことができるなど「攻め」の取組を具体化するため、6つの重点領域(①栄養・食生活、②がん・循環器病等、③歯科保健、④認知症、⑤リハビリテーション、⑥性差に由来するヘルスケア)を現状分析、課題/問題点と具体的施策について紹介しています。

2025年の薬機法改正に伴い健康サポート薬局が健康増進支援薬局に移行されたように、薬局・薬剤師の果たす役割には大きな期待がされています。地域の特徴に応じてその機能・役割がより発揮できるよう、引き続き皆様と共に取り組んでまいります。

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