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vol.283 2026年9月号

世界保健総会に出席して

参議院議員・薬剤師 神谷 政幸

「政幸だより」7月

私は、厚生労働大臣政務官として本年5月下旬にスイス・ジュネーブで開催された世界保健機関(WHO)の世界保健総会に参加してまいりました。

本総会は毎年1回開催されていますが、世界的な保健の課題解決に向けての議題等がありました。日本政府を代表しての代表演説では、WHO改革への日本政府としての考えや、世界各国のユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)達成に向けた貢献への決意などを話してきました。テドロス・アダノムWHO事務局長とのバイ会談においては、さらに踏み込んだ意見交換をすることができました。他にも参加各国からの政府要人とのバイ会談や、笹川保健財団主催のハンセン病制圧25周年記念レセプションや、厚生労働省主催UHCサイドイベント、製薬協・日本政府代表部主催サイドイベントなど、多数の行事に参加しご挨拶をさせていただきました。そして、WHO本部AMR部門、ストップ結核パートナーシップなどでご活躍されている邦人職員の皆様と厚生労働省団での意見交換などでも実り多い時間を過ごしました。

前述のUHCは各国すべての人々が必要な保健医療サービスを、経済的な困難を負うことなく受けられる状態をいいます。世界各国では社会保障制度の状況も様々であり、UHCの実践には財政面の均衡を確保することが重要となります。今回の出張では、あらためて国際保健を取り巻く厳しい状況の中でも、いかに多くの日本人関係者が世界でその向上のために取り組んでいるかを再確認することが出来ました。

日本は国民皆保険や高額療養費制度などがあることで、安心・安全、適切な医療を受けることができるものと存じます。参議院議員・薬剤師としても、このような優れた社会保障制度を維持できるように引き続き取り組んで参ります。

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