この度、薬局委員会の委員として薬剤師会の委員会活動に初めて参加させていただくことになりました。数ヶ月前までは、自分自身が委員として活動するとは想像もしていませんでした。そんな私が、心機一転、熱く思うことを簡潔にお話しします。
さて、本会報をお読みの皆様は、ご自身の勤務されている薬局が、地域住民や患者さん、同業他社など、多くの人々から「あそこの薬局は良い薬局だよ!」と評価されることを願っていらっしゃるのではないでしょうか。
では、「良い薬局」とは、一体どのような薬局を指すのでしょうか?
「良い薬局」とは?
これを流行りのAIに尋ねると以下のように答えてくれます。
Yahoo! AIアシスタントの回答
良い薬局とは、患者さんの健康を総合的にサポートし、安心して薬の相談や健康管理を任せられる「かかりつけ薬局」としての機能を持つ薬局を指します。
なるほど、優等生の回答で、非常に分かりやすく、理想的な薬局像と言えるでしょう。とても、きれいな言葉の響きです。
しかし、言葉にするときれいですが、少し抽象的で具体的な行動に落とし込むには難しい側面があります。
そこで、薬局委員会では、皆様から提供いただいたデータに基づき、「良い薬局」のあり方を数値化・定量化し、客観的に評価できる指標を設定しています。そして、その数値を向上させるための具体的な活動施策や情報提供を検討しています。
人々の思いや感覚を数値化することは容易ではありませんが、客観的な評価指標を持つことで、現状の課題を正確に把握し、今後の目標を明確にすることができます。これは、学生時代の通知表のように、自身の成長を促す羅針盤となるはずです。
私は、薬局委員の一員として、岡山県内の全ての薬局が、地域社会から「良い薬局」として認められることを心から願っております。微力ながら、その実現に向けて精一杯努めてまいります。
最期に追記:なぜ? 私は、委員会活動を行うのでしょうか??
それは、委員会活動を行うことにより、様々な世代の人々との交流や、普段とは違う体験をすることで視野が広がり、自身の成長や充実感、幸福感に繋がると期待しているからです。