「本田あきこオレンジ日記」5月
本格的な夏の到来を間近に控え、熱中症対策をはじめ体調管理を心掛ける季節となりました。
去る4月21日、参議院厚生労働委員会による視察として、大学病院および放射線治療の現状把握の調査のため、千葉大学医学部附属病院と国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(National Institutes for Quantum Science and Technology;QST)が有する研究病院のQST病院を訪問しました。
千葉大学医学部附属病院では、横手幸太郎 千葉大学長と大鳥精司 病院長から、国立大学附属の病院の使命として教育・研究・診療を一体的に推進し、期待される役割を果たすために職員一同が一丸となって取り組んでいる現状のほか、経営の安定化に向けた取組や大学政策への要望等を伺いました。その後、クリニカル・スキルズ・センター(*1)とMRリニアック(*2)の2施設を見学させていただきました。
(*1)安全な医療を提供するためのシミュレーション技能教育を行う施設
(*2)MRIと放射線治療装置を一体化させて正確にがん病巣に放射線照射する装置
午後に訪問させていただいたQST病院では、小安重夫理事長と若月優副病院長から、量子科学技術に関する基礎研究等や官民によるがん治療や精神神経疾患診断に関する研究開発に加え、世界最先端かつ高品位な量子ビームの開発など、他に類を見ない取組を行っている中核的機関のお立場から、日本発の重粒子線治療を標準化することの重要性を伺いました。
所属委員を現地に派遣して調査する委員会活動の一環として行った今回の視察にて、両施設の皆様に貴重な時間を確保していただきましたことに感謝申し上げ、今後の厚生労働分野に関する政策の立案・提言に活かしてまいりたいと思っています。

