WEB会報

カテゴリー

vol.282 2026年7月号

第22回介護サービス博覧会 マッチングプラザ2026

委員長 杉山 康一

令和8年5月に、コンベックス岡山中展示場にて「第22回介護サービス博覧会中四国 マッチングプラザ2026」が開催されました。今年のテーマは「知れば、選べる。つながれば、続けられる。」です。2日間で約2,300名の来場があり、約120の企業・団体が出展する大規模なイベントとなりました。県民啓発事業委員会では、昨年に引き続き岡山県薬剤師会としてブースを出展し、医療・介護関係者同士の情報交換にとどまらず、一般の方や医療関係の学生に、薬剤師の専門性と地域での役割を広く発信する機会となりました。

今年度は3つのテーマでブースを展開しました。一つ目は「介護食品の展示」です。たんぱく質やビタミンDを補える栄養応援アイスや、食塩・たんぱく質に配慮したカップ麺など、食事に特別な配慮が必要な方向けの食品を紹介しました。「薬局でも提案できる選択肢」として、来場者や医療・介護職の方々と情報を共有できました。

二つ目は「服薬支援グッズの展示」です。投薬カレンダー・服薬支援ロボット・錠剤クラッシャー・嚥下補助ゼリーなど、在宅・外来の現場で役立つ多彩な支援用品をサンプル展示しました。来場者や他職種の方々との対話を通じて、薬剤師が服薬支援においても積極的に関わることができることをお伝えしました。

三つ目は「薬剤と転倒予防」です。転倒は筋力低下や住環境だけでなく、薬の影響でも起こりうることを、資料を用いてご案内しました。眠気・ふらつき・立ちくらみ・夜間のトイレ時の不安定さといった転倒に関係しうるサインへの気づきの大切さと、自己判断で薬を中止するのではなく、医師・薬剤師・ケアマネジャー・介護職が連携して安全に見直すことの重要性を伝えました。

本事業には、薬剤師会会員の皆様に加え、各支部からボランティアとしてご協力いただいた先生方、薬学生の皆さんにもご参加・ご協力いただきました。多職種・多くの県民の方々に直接薬剤師の役割を伝えられたことは、大変有意義な取り組みとなりました。ご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。今後も引き続き、地域に根ざした啓発活動を薬剤師会全体で推進してまいります。

2026年7月号の一覧へ戻る

印刷準備中です。しばらくお待ちください...

※時間がかかる場合は「キャンセル」して、
「Ctrl」+「P」で印刷してください。