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vol.279 2026年1月号

「薬と健康の週間」事業報告

岡山支部
県民啓発事業委員会 委員 森川 輝

内容

  • 岡山県病院薬剤師会によるお薬相談
  • こども調剤体験
  • 骨健康度チェック、体組成測定コーナー
  • 認知機能セルフチェッカー測定コーナー
  • かかりつけ薬剤師、お薬手帳、服薬フォロー、ポリファーマシー等のパネル展示
  • 誤飲処置のパネル展示、ペットボトルに入った糖分展示
  • 岡山市による薬物乱用防止のアピール(パネル展示、お薬クイズ、啓蒙資材の配布)
  • 塗り絵コーナー、分包監査体験コーナー(間違い探し)

岡山ふれあいセンターにて開催された「ふれあいまつり」に出展というかたちでイベントを行いました。

運営スタッフの人数が例年よりかなり少数であったため、調剤体験は65人ほどの子供たちの参加でした。その中でも白衣を着た子供たちが熱心に分包機に向かっている姿やそれを親御さんが写真に収めている光景が印象に残っています。子供たちが、将来の夢は薬剤師と言ってもらえるようになればと思います。

就実大学薬学部生には、こども薬剤師体験を手伝ってもらいました。

今年度あらたに設けた認知機能セルフチェッカー測定コーナーでは、認知機能に不安のある方々が測定をし、結果を薬剤師に相談していました。また、より詳しくお話希望の方は病薬のお薬相談コーナーで熱心に相談されていました。機器トラブルで想定より測定者は少なくなりましたが、興味を持たれている方は多いと感じました。

そして、監査体験を兼ねて、分包されたお菓子のまちがい探しを去年に続いて行いました。前回よりも目立たせて難易度も設定したことで子供から大人まで多くの方が立ち止まり間違いを探していました。薬をただ用意したり調剤したりするだけでなく、間違いがないかチェックするのも薬剤師の重要な仕事の1つだと気づいてくれたのではないかと思います。

最後になりましたが、ご協力頂いた病院薬剤師会の先生方を始め、就実大学、岡山市職員、測定コーナーなどに協力してくださった株式会社エバルスの方々にはこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

倉敷支部
平松輝哉(虹の薬局本店)

2025年10月19日(日)10時~14時

倉敷市水島緑地福田公園で第32回倉敷健康福祉まつり(いきいきふれあいフェスティバル)が開催されました。当日は晴れて気候も良く、多くの来場者がありました。いきいきふれあいフェスティバルでは各団体が健康づくりに関する啓発、体験、ボランティア体験、模擬店などを行います。今年は18団体が参加しました。

薬剤師会倉敷支部は、薬と健康の週間において、毎年このイベントに参加しています。今回のイベントで薬剤師会のブースには病院薬剤師5名、倉敷市職員1名、薬剤師会倉敷支部ボランティア24名、薬局実習中の大学生2名、薬剤師会理事9名、合計41名に来てもらいました。例年通りの「お薬相談」「薬物乱用防止キャンペーン」「こども薬剤師体験」の3つに加え、今年は「周術期のお薬を考える会の広報」を実施しました。また、イベントの運営に必要な駐車場での交通整理にも協力しています。

「周術期のお薬を考える会の広報」では、例年実施している「お薬相談」も兼ねて、周術期とは何のことか、安全な薬の管理のために周術期になぜ休薬する必要があるのかなどをポスターやパネルで説明したり、質疑応答に答えたり、アンケートを実施しました。約300名の方が来られ、薬剤師会のブースはたくさんの人で賑わっていました。薬は欠かさず飲む方がよいと思っている人が大半で、周術期の休薬に関しては知らない方が多く、新たな発見を得られた方が多かったようです。

周術期のお薬を考える会の広報とお薬相談には多くの人が来られています。
ホワイトボードにパネルやポスターも貼っています。

「薬物乱用防止キャンペーン」では、備中保健所から受け取った薬物のサンプルや啓発用のパネルを展示、説明したり、また啓発用資材を配布したりしました。啓発用資材は約300部を準備してほぼ全て配布しました。

「こども薬剤師体験」は、薬局で実際に使用している分包機を使用して、ラムネを薬に見立てて子供に分包してもらいました。(分包機提供:ユヤマ製作所)

3歳~15歳くらいの子供が総勢120名来られ、みなさん白衣に着替えて子供薬剤師になりました。お父さんお母さんは子供用白衣を着用した我が子の姿を写真におさめていました。岡山県薬剤師会作成の薬袋が大変好評で、薬袋選びも楽しかったようです。順番待ちをしている間に子供たちが退屈しないようにクイズコーナーや薬剤師のお仕事紹介も今年から実施して、手応えを感じました。

子供薬剤師になって両親と一緒に薬を分包機しています

子供薬剤師体験をした子供には認定証をお渡ししています。白衣に袖を通し薬剤師業務を体験して写真付きの認定証を笑顔で受け取ったこの日のことが、子供達や両親の記憶に残るようでしたら嬉しく思います。伊東かおり倉敷市長も薬剤師会のブースに来られ、認定証授与に参加してくれました。

伊東かおり倉敷市長から子供薬剤師認定証を受け取る兄弟

最後に、このイベントに向けての実行委員会の会議、各種打ち合わせ、前日準備、イベントの交通整理などイベント運営に欠かせない業務に参加してくださった皆様。誠にありがとうございました。

津山支部
松尾 匡記(向陽薬局 田町店)

津山支部での今回のイベント事業は、ベルフォーレ津山で行いました。

今回は津山市糖尿病市民公開講座と併せた形で、中島病院と共催の形で実施しました。

我々の内容は、10分のオープニングの演目を与えていただき、オーバードーズ問題と市販風邪薬の購入規制のことなどについて、コント・漫才風に、お届けしました。

その後、医師などの講演もあり、多くの方に参加いただきました。

別会場では、子供薬剤師体験、グリセリン石鹸作り、ベジチェック、骨年齢測定、糖化測定、認知機能セルフチェッカーなどのコーナーを設け、実施しました。

子供薬剤師体験100名、グリセリン石鹸作り100名と材料がすべてなくなり、盛況でした。ベジチェック133名、骨年齢測定86名、糖化測定96名、認知機能セルフチェッカー30名の方々にご参加していただきました。

今回も、分包機や軟膏混合機を提供していただいたユヤマ様、高園様に感謝の意を表します。

また、今回も、多くの薬剤師の方々にご協力いただきました。休日でありながら、多くの先生方がご参加くださり、このイベントも運営できたと思います。ありがとうございました。

今後も、イベント実施の際はご協力いただけたらと思います。

玉野支部
県民啓発事業委員会 委員 近藤 篤史

この度の「薬と健康の週間」では、玉野支部として2つのイベントを行いました。

1つ目は、毎年2回春と秋に行っている「薬草教室」です。10月26日に深山公園深山センターハウスで行いました。今回は、講師に健康教室壽桃より、管理栄養士、家庭環境管理士、ナード・アロマテラピーインストラクターの田中まり様をお招きし「暮らしの生かす『漢方』の智慧」を演題に講演していただきました。参加者は40名ほどでした。例年は屋外での開催ですが、開催日はあいにくの天候のため、室内での開催となり、参加者は例年より少なかったです。講演はとても分かりやすく身近に感じられるお話でした。講師の先生のお話もとても聞きやすく参加された方皆さん興味深く楽しそうに聞かれていました。

今回もお薬相談カウンターの設置をしました。数名の方が相談に来られました。相談されている方は真剣に、そして楽しそうに話をされているのが印象的でした。

2つ目は、「元気が一番!展&食育展」への出展です。開催は10月26日玉野ショッピングモールメルカ内で行われました。玉野市で毎年行われているイベントです。医療・介護関係など様々な団体の方々が参加していました。薬剤師会としては、かかりつけ薬局・薬剤師やお薬手帳、薬物乱用など様々な展示をさせて頂きました。

次年度の薬と健康の週間に向け、今年の反省点をいかし、近隣の方々に薬局の存在や役割を知ってもらえるようにしていきたいです。そして今回のような活動を通じてさらに薬局を身近に感じていただけるようにしていけたらと思います。

児島支部
奥山勝敏(サカエ薬局児島店)

児島支部は「三白市」に健康支援ブースを出店し、HbA1cと血糖値の測定を実施いたしました。当日は雨模様で人出が少なく、検査希望者も例年よりやや少なめでございましたが、測定機器が濡れないようテント配置の見直しや防滴カバー・タオルによる養生、導線の一方通行化などを講じ、測定の精度と安全性を確保いたしました。運営には薬剤師約15名が参加し、測定に不慣れな者も当日のミニ学習会と実地指導で手順を迅速に習得し、受付から穿刺・試薬管理・廃棄物分別・結果説明まで支障なく対応いたしました。

来場者の多くは良好な結果でしたが、受診勧奨が望ましい方も数名確認でき、早期受診につながる意義を再認識いたしました。結果待ちの約5分は生活習慣や服薬、昨年値との比較などのご相談を受ける好機となり、満足度の向上に寄与したと考えております。

雨天下でも事故やヒヤリハットなく終えることができ、準備と連携の成果であるとともに、新人薬剤師の実地研修として有用でございました。継続参加により、毎回ブースの有無を確かめて来場される方が増え、信頼形成にも資していると感じております。

今後は雨天時の動線表示や案内サインの強化、待機列の間隔確保、予備電源や交換針の追加携行を標準化し、受診勧奨フローの地域医療機関との共有も進めてまいります。さらに、店頭掲示やSNSによる事前告知を強化し、測定件数や受診勧奨率の見える化にも取り組んでまいります。


玉島支部
國富 寛大(くにとみ薬局)

内容

  • 岡山県薬剤師会玉島支部によるお薬相談
  • HbA1c測定器を用いた簡易血液検査
  • インボディを用いた体組成測定
  • R7年度服薬相談事業の再周知(ポスター掲示、相談できる薬局一覧の配布・呼びかけ)
  • 玉島歯科医師会との連携スタンプラリー

玉島市民交流センターで開催された「第36回玉島ふるさとふれあい物産展」に出店するという形で薬と健康の週間イベントを実施しました。

生憎の天気ではありましたが、薬剤師会ブースでは、血液検査50名、体組成測定50名の計100名の方がご参加くださりました。

血液検査では、糖尿病の治療を受けていない方を対象に検査を実施しました。測定結果の内訳は、6.5%以上が1名、6.0~6.4%が8名、6.0%未満が41名となりました。結果の良し悪しにかかわらず相談コーナーへ誘導し、検査結果の説明、必要な生活指導等行いました。今回の血液測定が生活習慣の見直しや受診等につながればと思いました。

体組成測定では、高齢者~子供まで幅広い年齢層の方に参加いただきました。小学校低学年までの子供では体組成までは正しく測定できませんでしたが、身長・体重を測定できただけでも嬉しそうにしていました。高齢の方では、脱水気味の方や筋肉量が少ない方がおられ、相談コーナーで相談している姿が見受けられました。

お薬相談コーナーでは、上記測定結果の相談対応以外にも、R7年度服薬相談事業の再周知等を行いました。ポスター掲示と作成したチラシを用いて近隣の薬局で相談出来ることを伝え、まだ相談に行かれていない方への再周知を行いました。

また、例年に倣い玉島歯科医師会と連携してスタンプラリーを行いました。歯科医師会と薬剤師会のスタンプを集められた方にお土産を用意し、できるだけ多くの方に両方のブースを体験していただけるようにしました。歯の健康が全身の健康に影響することを少しでも感じていただけたらと思いました。また、この取り組みが歯科医と薬剤師の今後の連携に繋がればと思います。


笠岡支部
島村 亘(アルファー薬局小田店)

笠岡支部では、11月15日(土)に矢掛町健康フェスタに薬剤師会としてブースを設けました。企画は例年同様で血管年齢測定・こども薬剤師体験・お薬相談会を行いました。今年も薬剤師会ブースは人気があり、常に行列ができていました。健康意識の高い生活者が参加される企画ですので、血管年齢を測定される方が多く、健康管理の何かしらのきっかけとなれば良いと考えています。

参加者の年齢が高い事が課題でしたので、昨年からこども薬剤師体験を実施することにしています。結果、若いお母さん世代も参加されるように変化してきています。

今後の方向性としましては、血管年齢に変わる測定を実施したいと考えています。過去にHbA1cを測定した事がありますので、時間がかかって煩雑になりますが企画を考えてみます。薬剤師会・薬剤師の役割を生活者の皆様にアピールできて、非常に有意義な会となりました。

井原支部
県民啓発事業委員会 委員 栗栖 彰洋

はつらつ井原ふれあいフェスタ

日時令和7年10月5日(日) 9:00~13:00
場所井原市勤労者体育センター
内容血管年齢測定、骨量測定、お薬相談
参加薬剤師数9名

はつらつ井原ふれあいフェスタは毎年10月頃に行われるイベントで、井原市にある保険薬局が毎年交代で参加しています。イベントの内容としては血管年齢測定、骨量測定、お薬相談を実施。血管年齢測定と骨量測定の機械はそれぞれ2台ずつを薬剤師会で借りて行いました。

薬剤師会のブース以外には医師会、歯科医師会、看護協会、栄養士会・介護保険課等が参加され、栄養士会のブースでは1日に摂取している野菜量の測定を行ってアドバイスを実施。歯科医師会のブースでは歯ブラシの使い方の説明や色々な種類の歯磨き粉の試供品の配布をしたりするなど様々なブースを展示していました。

訪れた人数は血管年齢測定が87名、骨量測定が69名、おくすり相談は数名の方が来てくださいました。イベント開始時から比較的、来局者が途切れることがなく忙しい状態でした。来場者は高齢の方が多く、家族連れや会場近くの職場の方で仕事の休憩時間の合間で来てくださる人など、思っていた以上に色々な年齢層の方々が参加してくださった印象でした。

普段の薬剤師業務では処方内容と薬歴を確認してから患者さんと会話を行うので患者背景がある程度わかっている状態で対応しています。しかし、今回のイベントでは測定した結果に基づいた説明、そしてそこから情報収集を行います。普段と勝手が違う状態で対応しないといけないため最初は苦労しましたが、慣れてくると患者さんに必要な情報を的確に伝えることが出来るようになりやりがいを感じるようになりました。

薬剤師の役割が対物業務から対人業務に変わっていく中で今回のように地域住民の人々と普段の業務以外で関わることができたことは、今後の薬剤師業務に取り組む上で、何にも代えがたい貴重な体験となりました。

吉備支部
中尾 直(マスカット薬局 総社店)

日時令和7年10月19日(日)10:00~15:00
場所天満屋ハピータウンリブ総社店1階セントラルコート
参加薬剤師数17名
内容肺年齢測定、認知機能セルフチェッカー、お薬相談、こども薬剤師体験、薬物乱用防止などの展示

薬剤師会吉備支部は「薬と健康の週間」において、今年も吉備歯科医師会の「お口の健康祭り」のパネル展示や総社市健康増進課・総社市愛育委員協議会との共催でイベントを開催させていただきました。

イベント当日は、備中国総社宮のお祭りや、薬剤師会吉備支部ブースも出展しているそうじゃサイエンスフェスティバルのイベントと重なり、また曇天の空の下での開催と、あいにくの空模様となりましたが、多くの方々にご参加いただけました。

1日を通して、肺年齢測定は30名、認知症機能セルフチェッカーは37名、お薬相談は3名、こども薬剤師体験は56名の方に参加していただけました。

こども薬剤師体験では、分包機を2台準備し、お菓子のラムネとジューCをお薬に見立てて、一包化を体験していただきました。来られたお子さんに、薬剤師を目指している小学生の女の子がいました。自分で薬袋を記入し、自分で取り揃えたお菓子が分包され、出来てくる様子を興味深げに見ていました。また、お姉ちゃんと一緒に私もしてみたいと身長100cmに満たないお子さんもいて、ブカブカの白衣を折り曲げて着て参加してもらいました。ゆるキャラのような、可愛い薬剤師さんが誕生しました。お母さんも、記念に写真を撮り喜んでいただきました。将来、自分の写真を見て、今回の体験を思い出し、未来の薬剤師を目指すお子さんが増えればうれしいです。

今回、直接地域の方々とふれあい、楽しく過ごせる貴重な時間を頂けました。次年度も、地域の方々に身近に感じてもらえる薬局の活動に参加したいと思います。

高梁支部
県民啓発事業委員会 委員 村上 知倫

日時令和7年10月19日(日)10:00~14:00
場所ポルカ天満屋ハピータウン1F セントラルコート
内容血圧測定、骨量測定、もの忘れプログラム、アロマ体験、芳香剤作り、こども薬剤師体験、お薬相談、認知症ケア支援VR(株式会社サンキ協力)
参加薬剤師数19名 株式会社サンキ3名

令和7年10月19日にポルカ天満屋ハピータウン セントラルコートで「薬と健康の週間」イベントを開催しました。当日はあいにくの天気に加え、地域内の祭りや体育祭等の行事が重なっていたにもかかわらず、多くの方にご来場いただきました。

高梁支部では、岡山県版「ふぁるみん」のイラスト入り名札を用意し、参加薬剤師全員が一致団結して運営に当たりました。

参加人数は血圧測定が17人、骨量測定が30人、もの忘れ健康プログラム15人、アロマ体験は20人、こども薬剤師体験は10人、芳香剤作りは15人、お薬相談には6人、認知症ケア支援VRには20人参加されました。

今回初めて、株式会社サンキによる出展として「認知症ケア支援VR」を実施しました。参加者からは「認知症の方への対応方法は、患者本人だけでなく、介護者への接し方も重要であると学んだ」との声があり、大変好評でした。これまでにない新しい体験型ブースであり、多くの方に関心を持っていただけたようです。

こども薬剤師体験は例年通り、白衣を着てラムネやマーブルチョコを用いて調剤体験をしてもらいました。子供さんだけでなく、保護者の方も写真撮影をされ楽しまれたと思います。

簡単に作成できる内容から子供さんには、こども薬剤師体験や芳香剤作りは、特に人気がありました。

「薬と健康の週間イベント」は地域住民の皆様に薬剤師の業務を知っていただく貴重な機会となるだけではなく、薬剤師同士の連携や情報交換の場としても有意義な時間となりました。各ブースでは、健康管理への関心を高めるきっかけ作りができたと思います。

今後の課題は、一部のブース(血圧測定、骨密度測定、もの忘れ相談プログラム)で参考資料や説明用のツールが不足していたため、参加者への十分な情報提供ができなかった場面もありました。来年度は事前に資料を整備し、より分かりやすく参加者に伝えられるよう準備を進めたいと思います。

「薬と健康の週間」イベントは地域における健康について関心を持って頂ける場であり、薬剤師が直接地域住民と交流できる機会として、今後も続けていきたいと考えています。


新見支部
渡邊 誠(阿新薬局 インター店)

新見支部は例年通りの活動として大佐ふるさとまつりに参加し、お薬相談、野菜摂取量測定(ベジチェック)、こども薬剤師体験を行いました。こども薬剤師体験は約70名の参加があり、白衣を着たこどもが模擬処方箋に基づき、分包機を使ってラムネやマーブルチョコを用法ごとにまとめるということを体験しました。分包機については普段の生活ではお目にかかれない珍しいものですので、参加者は分包機の作動するところを興味深く観察していました。

また、野菜摂取量測定にも10代から80代までの約70名が参加しました。測定結果に一喜一憂する一方、野菜摂取が不足傾向の方には摂取量を増やすためのアドバイスを行いました。

また、今年度は合併後の新見市政20周年の記念事業として行政主催の「健康フェスタ」というイベントがあり、岡山県薬剤師会新見支部としてお薬相談を行いました。相談内容としてはサプリメント摂取に関係したこと、薬と食品やサプリメントとの飲み合わせについてなどがありました。フェスタには多種の医療職が参加しており、各種の測定コーナーや相談コーナー、体験コーナーがありました。健康問題に直面する高齢者だけではなく、子供連れで来場する姿もあり、市民の健康に対する意識の高さを感じました。

東備支部
秦野 健(マスカット薬局 備前店)

薬剤師会の薬と健康の週間として、備前市主催のこどもまんなかフェスタ・市民ふれあい福祉まつりに参加しました。東備支部としては初めての経験で、期待と不安の中スタートしました。場所はチオビタ運動公園で、警察、消防、和気医師会、地域包括支援センター等、多くの団体がブースを出展していました。薬剤師会として、こども薬剤師体験と認知機能セルフチェッカーのブースを出展しました。こども薬剤師体験は実際に使用している一包化の機械に親子共に興味津々でした。お菓子を使った模擬処方箋を使用しました。こどもは実際に体験する事で楽しんで調剤の仕組みを学んでいました。大人も興味津々で薬剤師に調剤に関する事を質問していました。3歳以下 18人 年少4歳 12人 年中5歳 11人 年長6歳 10人 小1 6人 小2 13人 小3 3人 小4 12人 小5 1人 小6 7人 中1 1人 の合計94人でした。認知機能セルフチェッカーもVRで最新型なので、皆さん興味津々でした。時間が掛かるため待ち時間が掛かっていました。認知機能セルフチェッカーは ~49歳 4人 50~54歳 2人 55~59歳 1人 60~64歳 3人 65~69歳 1人 70~74歳 1人 75~79歳 7人 80歳以上 3人 の合計22人でした。初めての取り組みとしては十分な結果に終わったと思います。一方で、次回から改善点も検討してより良い取り組みにしていきたいです。

東備支部の地域の皆様の健康のためにも、更なる飛躍に努めていきたいです。

瀬戸内支部
県民啓発事業委員会 委員 万代 幸平

日時令和7年10月19日(日) 9:30~13:00
場所ゆめトピア長船 研修室3
参加薬剤師数14人
内容こども薬剤師体験 ベジチェック お薬・健康相談

あいにくの雨模様でしたが、今年度も無事「薬と健康の週間」のイベント事業を開催することができました。

昨年度に引き続き今年も瀬戸内市・健康づくり推進課の栄養士の方にご協力いただき、ベジチェックを行いました。

瀬戸内支部は例年、瀬戸内市中央公民館で事業を行っておりましたが、今年度は改装工事中のため、ゆめトピア長船にて開催させていただくこととなりました。

こども薬剤師体験では、実際に薬局で使用している分包機を使用し、金平糖とマーブルチョコを錠剤に見立て、こどもたちに分包してもらいました。白衣を着たこどもたちが一生懸命分包する姿やその姿を写真に収めている親御さんの光景が印象に残っています。

ベジチェックでは、野菜(特に緑黄色野菜)を摂取することで体に蓄積されるカロテノイド量を手のひらで測定する機械を用いて、直近2週間の野菜の摂取量を推定することが可能です。

測定方法は手をかざすだけと簡便であり、栄養士さんより食事のアドバイスを受けることもできるため、こども薬剤師体験に参加されたこどもたちやその親御さん、体操教室で公民館を利用されていた多くの方に参加いただくことができました。野菜摂取の意識づけにつながるよい機会となりました。

今年度の経験を通じ、来年度はさらに県民啓発につながるイベントを積極的に行い、地域住民だけでなく、地域薬局や他職種の方々とも交流を深め、地域の活性化に貢献していきたいと強く思いました。

真庭支部
村上 幸夫(ユアサ薬局)

令和7年9月28日にマルイアルティ店にて、地域の皆さまを対象とした真庭支部としてのイベントを開催しました。今年は「正しく理解しよう、くすりと健康」をテーマに、子どもから高齢者まで幅広い世代に楽しみながら健康への関心を深めていただける内容としました。

イベントでは、まず「子ども薬剤師体験」を実施しました。白衣を着た子どもたちは、薬剤師の説明を聞きながら模擬のお薬を分包したり、薬袋を作成したり、実際の調剤業務を体験しました。参加した子どもたちからは「薬剤師ってすごい」「本物みたいで楽しかった」といった声が聞かれ、保護者の方からも「薬への理解が深まった」「子どもが医療に興味を持つきっかけになった」と好評でした。

また、高齢の方を中心に「認知症簡易検査機」を用いた認知機能チェックも行いました。測定結果はその場で確認でき、薬剤師が生活習慣や日常での脳の健康維持についてアドバイスを行いました。参加者からは「簡単にできて安心」「早めの気づきにつながる」といった感想が寄せられ、健康への意識向上に役立つ機会となりました。

当日は、地域住民約100人の方々が足を止め、相談や体験を通して薬局の役割を再認識していただけたようでした。真庭支部所属会員にとっても、地域の皆さまと直接ふれあいながら健康支援ができたことは大きな励みとなりました。

今後も健康づくりのお手伝いができるよう、さまざまな取り組みを続けてまいります。


参加会員名(順不同・敬称略)

湯浅 勇巳ユアサ薬局
村上 幸夫ユアサ薬局
神﨑 雄一郎ほくぼう薬局
金谷 吉真こうち薬局
坪内 進早川町薬局
髙田 昌義コスモス薬局
寺岡 信陸スーパードラッグたんぽぽ 勝山薬局
堀田 理文そうごう薬局 真庭勝山店
安部 卓之安部薬局
高橋 美香子サカエ薬局 勝山店
河合 伸之サカエ薬局 勝山店
田﨑 正幸真庭中央薬局
池田 真也なでしこ薬局
山本 陽一エンジェル薬局
西田 康典エンジェル薬局
川上 茂利あさがお薬局

美作支部
県民啓発事業委員会 委員 須田 暁雄

日時令和7年11月16日(日) 10:00~14:00
場所美作市宮本 武蔵の里交流館
参加薬剤師数13名
内容薬物乱用防止啓発 お薬相談 バスボム(入浴剤)作り

今年はコロナ禍で中断していた武蔵まつりが開催されたため、薬剤師会美作支部の薬と健康の週間イベントとして参加させていただきました。

開催が11月にずれ込んだため天候を心配しましたが、快晴の穏やかな天候で地区の方、子供たちがたくさん来場されました。

薬物乱用防止の啓発では、毎年保健所からお借りしている薬物標本に、小学校に入ったくらいの子供が興味を持ったようで、母親と一緒に、薬物の名前を読んだり、最近の大麻、THC、CBDの入った製剤の話をしたりしました。

また、もう少し大きな子供へ薬屋で買える薬も飲みすぎないようにと話をすると、学校でも話があった様子で、薬物乱用防止教室でどこかの薬局の先生が話されたことを覚えていました。

今回の会場は近くに施設があったためか、車椅子に乗ったお年寄りや、若いが体の不自由な子供さんも来られており、足のしびれや褥瘡の治療・予防の話など、去年の血圧、かぶれなどとは違う相談を受けました。普段の仕事で褥瘡の相談はあまり受けたことがなく、携帯で調べながらの話になってしまい、自分が勉強させてもらうこともありました。

美作支部恒例のバスボム(入浴剤)づくり。

今年は少し会場が狭かったですが、子供達に楽しく作ってもらいました。

子どもが作っているときに、材料はクエン酸、重曹と無水エタノールで手に入りやすいこと、混ぜて型に入れて固めるだけと話をすると、子供さんと週末に一週間のバスボム作りをしてみようかと話をしているお母さんもいて、それも楽しいだろうなと思いました。

来年は家で作れるバスボムづくりのレシピを作って、遊びながら科学に興味を持ってもらえたらなと感じました。

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