新年あけましておめでとうございます。会員の皆様方におかれましては、健やかにお過ごしの事とお慶び申し上げます。平素より薬剤師会活動にご尽力頂き誠にありがとうございます。
さて、2026年。私たち薬剤師を取り巻く環境はかつてないスピードで変化を続けています。超高齢化社会の進展は社会保障費を圧迫し、結果的に薬価基準の中間年改定と診療報酬の見直し、後発医薬品の過度な普及促進は 医薬品供給不足を招き、また、医療DXの進展は薬局間の格差を生み、加え全国的な物価高と慢性的な人出不足は特に中小規模薬局を直撃しています。私たちの業界は「国民皆保険制度」と言う「規制」で守られているが故に公定価格での運営が仇となり価格転嫁が出来ず経営を更に圧迫しています。
しかし、2026年。私たち薬剤師も新しい景色を見る時が来たのかも知れません。昨年より会員の皆さん方にお願いをしております、「地域医薬品提供体制構築推進の為のアクションプラン」です。薬局が行政や多職種と連携して地域に必要な医薬品の安定供給体制を構築する事を目的としています。各薬局と地域薬剤師会が協力し地域に必要な薬剤師サービスを切れ目なく提供し地域住民からの期待にどう応えていくのか、今後地域の薬局・薬剤師会のあるべき姿をお示しをする最後の機会だと思っております。私たち薬剤師にとっては「医薬分業」以来の大改革だと思います。
また合わせて「医薬品提供体制」は医療用医薬品だけではありません。薬剤師は全ての「くすり」の提供に関与する必要があります。
また、継続的な「地域包括ケアシステム」との関わりは外す事の出来ない課題です。在宅医療・多職種連携・健康サポート機能の充実、合わせて住民の健康予防と増進に貢献しなければなりません。最新の知識・技術習得の為の研修会、次世代を担う薬剤師の育成・教育など取り組まなければならない課題は山積みです。
「その地域」で薬局が「医療・介護」のファーストアクセスポイントである事、地域住民の日常生活圏にある薬局同士が協力をしそれを地域薬剤師会が支え切れ目なく「くすり」を提供出来る事、その第一歩が2026年と思います。
本年度も「支部活動」を中心と捉え「地域医薬品提供体制」の構築・強化と「薬剤師サービス」の提供を目指しあくまでも「岡山県薬剤師会」はその連絡調整機関に徹して参ります。
結びになりますが、会長就任以来4年半、時代の変化に合わせて会の運営を変えて参りました。これからはもっと「変化」をしていかなければならない時代になったと思っております。会員の皆様方におかれましては更なるご参加とご協力、又ご意見アドバイスを頂き臨機応変に会を進化させ会員の皆様方に喜んで頂ける様な運営をして参ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。