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vol.279 2026年1月号

令和7年保険薬局セミナー報告
― 業務手順書改定と薬局の未来 ―

委員 久保 憲吾

本年度より薬局委員会に所属いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

令和7年9月28日には保険薬局セミナーが開催され、オーバードーズ、業務手順書の改定、スポーツファーマシスト、調剤業務に関する指摘事項、改正薬機法、かかりつけ機能、地域医薬品提供体制など、幅広いテーマが取り上げられました。いずれも薬局運営に関わりの深い内容であり、特に改正薬機法や地域医薬品提供体制強化に向けたアクションリストは、今後多くの薬局にとって重要な取り組みになると思われます。

その中でも、今回は業務手順書の改定について触れたいと思います。薬局委員会の役割のひとつに、ガイドラインや指針の見直しがあります。近年、医療DXが進み、マイナンバーカードの活用、オンライン服薬指導、電子処方箋など、日常業務に直結する仕組みが広がっています。こうした制度や技術を現場で無理なく活用するためには、従来の手順書に新しい内容を反映させ、スタッフが迷わず取り組めるよう整えていくことが大切です。

ガイドラインや手順書は、一度作れば終わりではなく、制度改正や技術の変化に合わせて見直していく必要があります。更新を重ねることで、より安心して業務に取り組める環境が整い、薬局全体の質の向上にもつながります。これは地域医療を担う薬局として欠かせない取り組みでもあります。

もしよろしければ、この機会に手順書や指針を振り返っていただき、現在の業務に合っているか確認するきっかけとしていただければと思います。日々の業務を支える基盤が整っていくことは、患者さんの安心につながり、地域にさらに寄り添える薬局づくりにもつながっていくと考えています。薬局委員会としても、皆さまのご意見を伺いながら、より良い体制づくりに努めてまいりたいと思います。

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