WEB会報

カテゴリー

vol.279 2026年1月号

アポテカプロジェクトと地域医薬品提供体制

参議院議員・薬剤師 神谷 政幸

「政幸だより」11月

2025年9月11日石川県白山市を訪問し、アポテカプロジェクトと地域での医薬品提供体制を視察させていただきました。

9月11日の朝、石川県薬剤師会の乙田副会長、伊藤副会長、直田理事とご一緒に石川県薬剤師会を出発し、白山市のコメヤ薬局本部にて代表取締役社長の長基健人先生と合流し、第一目的地のコメヤ薬局吉野谷店様を訪問させていただきました。コメヤ薬局様は金沢大学や白山市と連携し、高齢化が進んだ地方の中山間地域に薬局を開設し、地域住民の未病や健康維持、地域医療を支える薬剤師の養成に取り組む産学連携「アポテカプロジェクト」を実施されています。プロジェクトは人材育成という観点から、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」の一環として進められており、薬局では薬学生の実習のほか、病院や薬局の薬剤師の研修も受け入れておられ、地域を支える薬局のあり方を学ぶ場となっています。吉野谷店様は周囲に他にお店がない地域ということもあり、処方箋調剤はもちろんのこと、一般用医薬品販売や食料品、日用雑貨を扱っておられ、勤務されている管理栄養士も介入し、地域住民の幅広い健康課題に取り組んでおられました。

その後、国道157号線をさらに進み、コメヤ薬局白峰店様を訪問しました。地域における持続可能な医薬品提供体制やオンライン診療の活用策、在宅医療における休日・夜間対応の課題、電子カルテ共有による薬局薬剤師業務の変化、医療・介護提供体制の課題や健康サポート機能のあり方などについて、ここで合流した白山市薬剤師会の松田先生ともご一緒に、現場の状況を確認しながら、さらに深く意見交換を行うことができました。

結びに、今回の視察にご尽力いただきました石川県薬剤師会の中森会長をはじめ多くの先生方に対し、この場をお借り致しまして御礼申し上げます。

2026年1月号の一覧へ戻る

印刷準備中です。しばらくお待ちください...

※時間がかかる場合は「キャンセル」して、
「Ctrl」+「P」で印刷してください。