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vol.279 2026年1月号

玉野支部研修会:災害時の医薬品供給の流れと課題

委員 関谷 和彦

玉野支部研修会を令和7年9月18日に開催しましたので報告させて頂きます。

玉野支部では年に2回、支部研修会を開催しております。今回は玉野市危機管理課の方、災害対策特別委員会の先生方にお願いして「災害時の医薬品供給の流れと課題」についての研修を行いました。

備前保健所の方にも災害時の薬剤師の役割という内容で資料の作成をしていただけました。

近年、地震や台風、大雨などによる自然災害が全国各地で頻発しており、これまで災害に縁のなかった地域においても甚大な被害が発生しております。日頃の準備が重要となっていることを実感し今回の研修を企画しました。

研修では玉野市の危機管理課の方から災害発生時の玉野市の過去の対応ついてお話ししていただきました。現在、玉野市が取り組んでいる災害対応についても学ぶことができました。自分たちが住んでいる行政の災害時の対応を知っておく事の重要性を感じました。

その後、災害対策特別委員会の先生方から保険医療と災害医療の違い、岡山県の医薬品・OTCの供給について、災害支援薬剤師と災害薬事CDについての講義をしていただきました。

平時と災害時では様々な事に違いがあり医薬品の流通ひとつとってみても平時の流れとはと大きく異なります。

通常業務と異なる部分を理解しておくだけでも薬剤師として災害医療に携わる際に大きく役に立つと思いました。

研修終了後、普段は災害についてあまり意識していないという参加者からも、「災害について意識が変わった。」という言葉をいただきました。

終了後のアンケートでも前向きな意見をたくさんいただきました。

本研修が参加者の災害に対する意識づけに少しでもなってくれたらうれしく思います。

薬剤師は災害時に医薬品の供給や避難所での服薬支援など地域医療の最前線での活躍が期待されています。今後も災害に対する研修を行い支部BCPの作成につなげ、地域の災害医療に貢献できればと思います。

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