令和7年6月に開催された「岡山県介護サービス博覧会」では、2日間で約2,000名の来場があり、103の企業・団体が出展する県内でも有数の大規模なイベントとなりました。県民啓発事業委員会では、岡山県薬剤師会としてブースを出展し、薬剤師の専門性や地域での役割について広く発信する機会となりました。

会場では、薬剤師会が所持している「認知症チェッカーライト版」を設置し、来場された県民や他職種の方々に実際に体験いただきました。操作自体は簡易な機器ではありますが、当日は機器に詳しい方にもご協力いただき、スムーズな運営が可能となりました。あわせて、現場での活用を希望される他職種の方には「患者さんに体験していただいてはどうか」と提案し、薬剤師会から近隣の会員薬局へ無償で機器の貸与が可能であることをご案内しました。
また、TSアルフレッサ株式会社様より「栄養応援アイス」をご提供いただき、試食を通じて“おいしく健康を考える”という観点から、啓発活動も行いました。
本事業には、薬剤師会会員の皆様に加え、薬局実務実習中の薬学生および指導薬剤師の先生方にもご参加、ご協力いただきました。薬剤師としての専門性を地域住民や他職種に直接伝える機会として、大変有意義な取り組みとなりました。
今後も引き続き、地域に根ざした啓発活動を薬剤師会全体で推進してまいります。ご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

