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vol.283 2026年9月号

地震災害に思う、今も昔も

参議院議員・薬剤師 本田 顕子

「本田あきこオレンジ日記」8月

7月28日16時27分、熊本県熊本地方に最大規模マグニチュード 7.1の地震が発生しました。犠牲となられた方々へ哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。また、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

本稿入稿の時点では被災者支援のフェーズに移行しつつあり、電気、水道、ガスといった生活に欠かせないライフラインの復旧と安心できる生活環境の整備が大事になってきました。これまでの皆様からの熊本に対するご心配、お見舞いのご連絡に心から感謝申し上げます。

9月1日は防災の日。

いまから103年前の1923年9月1日11時58分、相模湾北西部を震源とするマグニチュード7.9と推定される関東大震災が発生しました。元来、わが国は地球上の位置や地形・地質などの面からみて自然災害が起こりやすいと言われ、加えて近年の気候変動も風水災害の発生に影響を与えていると考えられます。

1961年に災害対策基本法が制定され、災害救助法(1947年制定)に基づく災害発生時の救助体制や被災者を守る支援策も広がってきています。そして、本年7月13日の参議院本会議での防災庁設置法の成立により年内に防災庁が設置され、防災・減災に関する国内の体制と機能が整います。

防災対策は元より、災害発生後の明確な指揮系統下での速やかな初動が減災につながります。女性が安心して避難できる環境づくりをはじめ、慣れない避難生活が続くことによる災害関連死を防ぐことも新組織のミッションです。

災害時の水の確保も重要です。

断水した場合、給水車による給水には一定の限界があり、水道管の復旧にも時間を要します。そのため、飲料水として「1人1日3リットルの飲料水を3日分」、トイレを流す時などに使用する生活用水としてお風呂の浴槽などに水を溜めておくことが推奨されています。水は薬局・薬店・医療機関等にとっても業務上必需品です。

防災の日を機に、身のまわりでできる「備え」を心掛けなければと改めて思います。

(参考)

令和8年7月31日熊本県薬剤師会にて

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