日々の業務において、アスリートやその保護者から「アンチ・ドーピング」に関する相談を受け、対応に困った経験はありませんか?スポーツファーマシスト特別委員会は、アスリートへの支援だけでなく、そうした現場で悩む会員の先生方を支えるべく、活動を推進しています。先生方が窓口で苦慮せず、自信を持って職能を発揮できるよう、日頃の業務をバックアップする環境を整備するのがわたしたちの使命です。その一環として、現場で活用できる実践的な資材の制作や、各種啓発活動にも力を注いでいます。
昨年初めて制作した冊子「アスリート虎の巻~使用可能薬リスト~」ですが、このたび最新の情報を反映した今年の改訂版(2026年版)が完成いたしました。本冊子は、ドラッグストア等でよく買われる「ベンザ・ルル・パブロン」などのかぜ薬や鼻炎薬の具体的な使用の可否を網羅した、薬剤師の対応を助けるツールです。「保護者の方にご注意いただきたいこと」も掲載し、ジュニア層への指導にも役立ちます。また、新たな啓発資材として、今年はじめてオリジナル救急絆創膏を制作いたしました。イベント会場や競技会場でのブース出展時に、アスリートや地域の方々と直接お話ししてアンチ・ドーピングへの意識を高めてもらうための大切なきっかけとして活用していきます。絆創膏の台紙表面には「その薬、本当に大丈夫?私たちが確認します!」というキャッチコピーとともに、「保険薬局検索」ページおよび「アンチ・ドーピングに関する情報」へ繋がる二次元コードを掲載し、地域の方々へ薬剤師の専門性をアピールしています。


さらに、今年度も国民スポーツ大会参加選手への事前講習会を実施していく予定です。岡山県薬剤師会と岡山県スポーツ協会が連携し、各競技団体へも個別で講習会を実施したり、競技会開催時にお薬相談ブースを設置したりするなど多角的な啓発体制を整え、岡山県のスポーツ活動を盛り上げていく下支えとなりたいと考えております。
会員の先生方がいつでも手軽に情報を確認できるよう、改訂された「アスリート虎の巻」や最新のアンチ・ドーピング情報は、岡山県薬剤師会のホームページに掲載しております。こちらの冊子はホームページからどなたでもダウンロードしてご活用いただけます。
急な質問への対応に備える手引きとして、事前にダウンロードして印刷し手元に保管していただいたり、窓口で一緒に画面を確認したりと、ぜひホームページの資材を日々の業務の強力なツールとしてご活用ください。当委員会は今後も、岡山で頑張るアスリートのために、薬剤師会員の先生方が現場で安心して仕事ができるように、全力でサポートを続けてまいります。
アンチ・ドーピングに関する情報⇒ 岡山県薬剤師会>県民の皆様へ>スポーツ選手と薬
https://www.opa.or.jp/kenmin/sports.php
岡山県薬剤師会>会員ページ>スポーツファーマシスト>アスリート虎の巻
https://www.opa.or.jp/mem/iinkai/antidoping/