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vol.281 2026年5月号

薬の適正使用と薬物乱用防止教室

理事 藤原 孝子

昨年、12月11日に担当中学校で学校保健集会が開催され「薬の適正使用と薬物乱用防止」をテーマに話をしました。

「薬の適正使用」では服薬方法、相互作用、副作用等、そして何よりも用量を守ること!を中心に話をしました。オーバードーズが話題になっている昨今、身近でもオーバードーズにより救急搬送されたなどということも耳にするようになっている現実を憂慮しています。「薬物乱用防止講座」でも以前は覚せい剤、大麻の話題が多かったのですが、ここ1年ほどは学校からの要請もありオーバードーズの話が中心になっています。2025年の学術大会でオーバードーズを回避する方法としてcopingという考え方が紹介されました。生きづらさを感じる生徒たちがオーバードーズに手を出すと考えられていますがそのような気持ちをチェンジするために考え方や行動を変えてみるということです。いろいろな考え方がありますが行動では買い物をする、スポーツをする、音楽を聴くなどいろいろあります。考え方では相手の良いところを見るとか自分で自分らしい方法を考えてもらっています。何事も「ケセラセラ」だよというと良い反応を示してくれます。数日後、養護の先生から今回の話の質問がメールで届きました。ピリンて何? 薬を飲まなくてもインフルやコロナは治る? 兄弟の薬を私が飲んでもいい? という薬の話、オーバードーズはなぜ幸せな気分になる? という薬物の話、ストレス対処の質問など40余りの質問がありお正月休みに一つ一つ返事を書きました。彼らのこれから先の人生で何かに躓きそうになったときこんな話があったなあと思い出してもらえればうれしいです。

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