相互扶助委員会は、会員同士の横のつながりを深め、何かあった時には薬局の垣根を超えて助け合えるような関係を築くことを目的として活動しています。また、他の委員会では取り上げられないテーマを扱う研修会を企画しており、そういった意味では「スキマ委員会」だと勝手に思っています。今回はその中の取り組みを2つご紹介します。

1つ目は9月15日に開催されたハラスメント講習会です。講師は接客心理アナリスト・実践心理学講師の岩田朱実先生です。ハラスメントと言えば、「パタハラ(マタハラのパパバージョン)」「エジハラ(年齢)」「ブラハラ(血液型)」など続々と「〇〇ハラ」という言葉が誕生しており、もはやなんでもハラスメントになり得るのではないか、と窮屈に感じている人もいるのではないでしょうか。難しいのは、どこまでがハラスメントなの?という線引きが人によって違うため、そんなつもりじゃなかったのに!という「うっかりハラスメント」をやってしまう可能性が誰にでもある、という所です。意図的に人を傷つけるような行為は論外ですが、そうでなければ誰しも好んでハラスメントの被害者にも加害者にもなりたくないのは当然です。本研修会では、グループになり「これはハラスメントに当たる?当たらない?」などディスカッションしながら楽しく理解を深めていきました。岩田先生のお話はとても面白く、2時間の研修があっという間に終わりました。

2つ目は9月23日に牛窓のTARIというグランピング施設で開催した会員交流会です。お子様連れのご家族や薬局のメンバーでのご参加など、総勢27名になりました。BBQを堪能した後、モルック大会を行いました。小さなお子さんも一生懸命にモルックを投げ大人も子供も大はしゃぎ。スーパーファインプレーもあり、初対面同士でハイタッチを交わすなど大いに盛り上がりました。その後は、グランピングテントの大きな窓から牛窓の海を眺めながら、ソファやベッドでくつろぎ、ゆったりとおしゃべりを楽しみました。



このように、会員の方に楽しんでもらえるような研修会やイベントを今後も開催していきたいと思っています。また、今年度からは趣味などの仲間集めを支援する活動も試験的に開始しましたのでぜひ相互扶助委員会のページをチェックしてみてください。