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vol.277 2025年9月号

第30回 定時社員総会

審議事項第1号から第9号は岡山県薬剤師会HP(薬剤師会の記録)へ掲載しておりますのでご確認ください。議事内容につきましては各支部からご出席の方にご確認いただきますようお願いいたします。

1.日時

令和7年6月15日 (日) 午後1時

2.場所

岡山市北区表町1丁目3-50岡山県薬業会館 4階会議室

3.順序

(1)開会
(2)会長挨拶
(3)来賓挨拶
(4)議長着席
(5)定足数報告
(6)議事録署名人指名
(7)議事
 1)報告事項
 2)審議事項
  監査報告
 3)特別審議事項
 4)その他
(8)その他
(9)閉会

 1)報告事項

第1号  令和6年度事業について

2)審議事項

第1号 令和6年度法人会計決算について
第2号 令和6年度公益事業会計薬事情報センター事業会計決算について
第3号      〃     公衆衛生向上普及事業会計決算について
第4号      〃     薬剤師職能向上事業会計決算について
第5号      〃     保険薬局等支援事業会計決算について 
第6号      〃     学校薬剤師支援事業会計決算について 
第7号      〃     病院薬剤師支援事業会計決算について 
第8号      〃     無料職業紹介事業会計決算について
第9号 令和6年度収益事業会計薬剤師派遣事業会計決算について

監査報告

3)特別審議事項

第1号 任期満了に伴う役員選任について

4)その他 


5.開会 午後1時00分

定刻になりましたので、第30回一般社団法人岡山県薬剤師会定時社員総会を開催いたします。

開会にあたり、伊達会長からご挨拶申し上げます。

6.会長挨拶

皆様、日曜日にお集まりをいただきありがとうございます。ただいまより第30回の定時社員総会を開催させていただきます。

代議員の皆様には、本日はお休みのところ、ご出席を頂きまして誠にありがとうございます。

また、ご来賓としてご臨席をいただきました岡山県保健医療部医薬安全課 中尾課長様、誠にありがとうございます。

さて、我々役員は、2年前の6月に代議員の皆様にご選出いただき、新たなスタートを切らせていただきました。

本日の社員総会で任期を満了いたします。特別審議事項のところで、役員の改選も行われますが、多岐にわたり継続した取り組み、又時代の流れに併せた新規の取り組みを次期役員には執行していただかなければなりません。今期で退任する理事もおられますが、この2年間大変お世話になりました。ありがとうございました。

また、代議員の先生方も、ここで任期が終了となります。来年3月の社員総会からの新しい代議員は、支部で決定していただいていると思います。

この2年間を振り返りますと、令和5年度には医薬品検査センターの廃止・薬事情報センターの休止など、薬剤師会にとっては歴史的な決断を迫られる年となりました。

また能登半島での地震においては、年始早々大雪の中での薬剤師派遣となり、交通網の麻痺や停電等の場所があったりと、大変過酷な状況の中での活動でした。災害対応については、いざという時に動けるように、委員会では支部のBCPの雛形を作成し、地域に合わせたBCPを作成していただくように周知をしているところです。

各支部でも災害に対する意識が高まり、地域の行政とも連携した取り組みが徐々に構築されてきているところです。

令和6年度には、理事を2つに分け、2つの課題についてワーキングをそれぞれ立ち上げ、協議を重ねてきました。

1つは会員増強ワーキングです。他県の取組も参考にしながら、会員増強について検討し、まずは中四国学術大会での薬学生アプローチ。パンフレットも作成し、岡大・就実での講義の場で周知をしていきました。特別会員については、数名ですが、入会を促進することができました。

2つめは、支部編成ワーキングです。支部のあり方を色々と考え、当初は編成できるかどうかという視点で取り組みましたが、支部の様々な事情もあり、行政や医師会との区分の問題などもあるため、将来的に継続して、問題点が出てくれば解決していくということになりました。

日本薬剤師会では、令和7年度の最も重点を置いている事業として、「地域における医薬品提供体制の強化」ということで、薬局間連携推進等による、夜間・休日対応、在宅対応等、医薬品提供体制の構築・強化のための展開をしていくところです。

令和7年度から国からの委託を受けて各県で対応していくものであり、まずは各地域で現状の把握をし、問題点を抽出し、そして行政や多職種とも連携を密にして、地域の体制強化に取り組むこととしています。

岡山県薬としては、今後具体的なプランを提示していきますので、支部でも各薬局の現状を把握しながら、連携し体制強化に繋がるよう、ご協力をお願いします。

以上、今年度はこのほかにも重要な事業はありますが、次期執行部で引き続き継続して実行していただければと思います。

最後になりましたが、2年間に渡り円滑な会務の運営にご理解とご協力を頂きましたことに御礼を申し上げて挨拶とさせていただきます。

本日はよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

続きまして、来賓の岡山県保健医療部医薬安全課 中尾課長様よりご挨拶をいただきます。

7.来賓挨拶

皆様、日頃より大変お世話になっております。岡山県保健医療部医薬安全課の中尾と申します。

本日は岡山県薬剤師会第30回定時総会開催、誠におめでとうございます。

岡山県薬剤師会の会員の皆様方には、日頃から県政の推進、県民の保健医療、福祉の向上、とりわけ医薬品行政の推進につきましてご協力を賜り、厚くお礼を申し上げたいと思います。

加えまして、医療用医薬品の供給不安につきましては、感染症の流行による需要の増加や不正事案の発生等に伴う供給不足ということもございまして、依然として厳しい状況が続いております。そうした中、皆様方におかれましては、発注調整でありますとか薬局間での流通、代替薬への変更等、日々ご尽力をいただいていることと存じます。この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。

さて、皆様ご存じの通り、薬機法の改正法が先月公布されているところでございます。医薬品の適正な供給・提供のための薬局機能等の強化に関する事項におきまして、薬局開局者の責務として、関係行政機関との連携というようなことも明文化がされております。

また、先ほど伊達会長のお話にもありましたけれども、国の方でも、かかりつけ薬局・薬剤師の活用を含めた地域連携等による医薬品の提供体制強化を目的とした事業、薬局機能高度化推進事業というものが今年度の大きな事業として掲げられております。

このほか、オーバードーズの対策におきましても、より一層岡山県薬剤師会の皆様方との連携を密にしてまいりたいと考えております。

また今年も、来週から薬物乱用防止の関係で、岡山県ダメ・ゼッタイ普及運動を展開することとしております。期間中は街頭キャンペーンでありますとかポスター掲示、また国連支援募金の活動など、普及運動へのご理解とご協力を賜ることと存じますが、なにとぞ今年度もよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、岡山県薬剤師会の今後のますますのご発展と、本日ご出席の皆様方のご健勝を祈念いたしまして、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

中尾様、ありがとうございました。

8.議長・副議長着席

それでは、議事に移りたいと思います。

岩野議長、武部副議長、よろしくお願いします。

議長を務めさせていただきます、岡山支部の岩野です。よろしくお願いいたします。

副議長を務めさせていただきます、津山支部の武部です。よろしくお願いいたします。

9.定足数報告

まず、事務局から本会の定足数の報告をお願いします。

社員総会の決議は、定款第18条で、「総社員の議決権の3分の2以上を有する社員が出席し、行うこと」とされております。現在42名の方が出席され、委任状による出席者は7名、合わせますと49名となっておりますので、本総会の各審議事項を審議するために必要な定足数は満たしています。

ありがとうございました。以上により、本総会の各審議事項を審議するために必要な定足数を満たしていることをご報告いたします。

10.議事録署名人指名

続いて今回の議事録署名人の指名を行います。吉備支部の大月先生、東備支部の古野先生、よろしくお願いいたします。

11.議事

それでは、議事に入ります。

まず報告事項になります。第1号「令和6年度事業」について、出石副会長よろしくお願いいたします。

副会長の出石でございます。私の方からは報告事項ということで少しお話をさせていただきたいと思います。お手元の資料、3ページからになります。

1.定款及び規約等3月の臨時社員総会で承認いただいたとおり定款変更
令和7年4月1日より第35条 常務理事会に関する規程を追加
定款変更に伴い細則変更
2.組織(1)会員数 現在1,953名
正会員1,928名、賛助会員4名、学生会員21名
(2)役員 (3)日薬代議員 (4)顧問 (5)相談役 (6)支部長 (7)代議員 (8)補欠代議員 (9) 委員会 (10)理事職務分担 (11)事務所・職員  資料のとおり
3.会議関係支部長会 2ヶ月に1回開催
理事会 月1回以上開催
三役会 定款変更により常務理事会に変更 週1回開催、昨年度47回
4.対外的事項日薬定時総会以下、資料のとおり
5.講習会、研修会等資料のとおり
6.表彰関係ご覧の方々が表彰されています。おめでとうございます。
7.物故会員赤松先生、石原先生、徳永先生、花房先生、高崎先生、乃美先生、土岐先生、非常に薬剤師会の活動にもご尽力いただいた先生方です。ご冥福をお祈りします。

13ページからは令和6年度事業です。月別になっております。

5月監査会、総務委員会
6月日本薬剤師会定時総会
9月岡山県薬剤師会・岡山県病院薬剤師会幹部懇親会
病院との連携が必要、病院薬剤師会の先生方との関係は非常に重要
会員総会
10月チェーンドラッグストア協会・岡山県との協議会
オーバードーズについての検討会、以降病院等とも対策会議を継続
イニシアチブを持って取り組んでいる
3月日本薬剤師会臨時総会

私の方からは以上です。

ありがとうございました。何かご質問があればお願いします。

よろしいでしょうか。

続きまして、第1号の「令和6年度法人会計決算について」から第9号「令和6年度収益事業会計薬剤師派遣事業会計決算について」までが、決算関連事項となっておりますので、一括してご説明いただくこととします。

それでは、本江常務理事よろしくお願いいたします。


会計担当の本江です。着座にて失礼します。

資料は第30回定時社員総会 別紙一覧をご覧ください。 

審議事項第1号 法人会計

正味財産前年度残高231,823,015円
正味財産当期増減額16,831,043円
正味財産期末残高248,654,058円

収支の主な内容については、Ⅰ-5、Ⅰ-6の「科目別摘要明細書」をご覧ください。

Ⅰ-5
(収入の部)

会費収入41,213,000円
会員数の減少により前年度より 約21万円の減額
予算対比も39万2千円減額
応能会費収入90,609,787円
昨年度より200万増加
保険薬局特別会費新規薬局30店舗、予算より300万増額
雑収入書籍代 330万、コラボお薬手帳等 75万、日薬各種手数料 52万
事務委託料連盟 50万、中四国 250万、県学薬 20万、市学薬 25万、薬剤師派遣事業 18万
他会計繰入保険薬局会計から退職積立金 200万受入

Ⅰ-6
(支出の部)

給与手当臨時職員採用予定のところ派遣社員採用したため予算より増額
旅費交通費駐車場代・学術大会旅費等の減額により予算より 139万減額
印刷製本費会報印刷代等が減額、予算より 150万減額
雑費斡旋図書の増加、コラボお薬手帳の増額、予算より 115万増額
地代家賃薬業会館の家賃が減額、予算より 83万減額
支払助成金中四国学術大会の助成金を予算化していなかったため、理事会承認を得て 50万協賛
租税公課消費税 159万、法人税 17万1千、印紙代 3万
R6は原則課税、R7からは簡易課税

審議事項第2号 公益事業会計 薬事情報センター事業

正味財産パソコンの備忘価格 のみ1円計上

収支の主な内容については、Ⅱ-5の「科目別摘要明細書」をご覧ください。

Ⅱ-5

薬事情報センターは令和5年8月より休止
職員採用の予算を組んだが採用なし、担当役員が全国会議出席した経費のみ支出

審議事項第3号 公益事業会計 公衆衛生向上普及事業

正味財産イベント用備品の備忘価格1円計上していたが破棄のため 0

収支の主な内容については、Ⅲ-4の「科目別摘要明細書」をご覧ください。

Ⅲ-4
(収入の部) 

協賛金420,000円 薬と健康の週間 各団体から
945,000円 岡山支部 薬物乱用防止キャンペーン

(支出の部)

旅費交通費、消耗品、
印刷製本費
予算立てが多かったため減額
広告宣伝費岡山支部のイベント費用が増額、予算より 50万弱増額

審議事項第4号 公益事業会計 薬剤師職能向上事業

正味財産期末残高 0円 

収支の主な内容については、Ⅳ-5の「科目別摘要明細書」をご覧ください。

Ⅳ-5
(収入の部)

補助金収入650,000円 岡山県から災害薬事コーディネーター育成事業

(支出の部)

全体執行率50%


審議事項第5号 公益事業会計 保険薬局等支援事業

正味財産前年度残高3,191,564円
正味財産当期増減額△897,679円
正味財産期末残高2,293,885円

収支の主な内容については、Ⅴ-5、Ⅴ-6の「科目別摘要明細書」をご覧ください。

Ⅴ-5
(収入の部)

拡散会費備前市民病院、玉野市民病院FAX運営が2024年12月廃止のため減額
南岡山病院、赤磐医師会病院については3月末で廃止
令和7年度は井原市民と笠岡市民のみ運営
地方公共団体補助金補助金事業としては県薬で3つ、支部で2つ請負

Ⅴ-6
(支出の部)

会議費予算対比 143万減額
通信運搬費拡散のFAX終了により予算より 53万減額
講師料委員会・各支部の予算化が多く予算より 97万減額

審議事項第6号 公益事業会計 学校薬剤師支援事業

会議関係のみ計上

審議事項第7号 公益事業会計 病院薬剤師支援事業

病院薬剤師会への助成金 50,000円のみ支出

審議事項第8号 公益事業会計 無料職業紹介事業

事務所経費の支出

審議事項第9号 収益事業会計 薬剤師派遣事業

岡山市の休日夜間急患診療所への薬剤師派遣事業

正味財産前年度残高10,336,997円
正味財産当期増減額267,079円
正味財産期末残高10,604,076円

収支の主な内容については、Ⅸ-5の「科目別摘要明細書」をご覧ください。


Ⅸ-5
(収入の部)

委託収入13,081,346円 岡山市医師会より収入

Ⅸ-6
(支出の部)

報酬12,246,600円 薬剤師への報酬
インフルエンザ等の繁忙期や、待機料等で増額
その他は例年通り

会計に関する説明は以上です。

ありがとうございました。

続きまして、監事に監査報告をお願いします。

監事の加藤でございます。監査報告をさせていただきます。

去る5月15日午後2時から、当会2階会議室におきまして、伊達会長、加藤副会長、本江常務理事、肥塚事務局長にご出席をいただき、ただ今ご説明がありました事業に係る監査、会計の一点一点における監査、マイナンバー管理監査、これらにつきまして監事3人で監査を取り行わせていただきました。

その結果、とりわけ問題になるような事項等は特にございませんでした。正確に執行されていたことを確認させていただきました。ここでご報告をさせていただきたいと思います。

1点、予算の執行率は、委員会決算が65パーセント、支部会計決算が73パーセントということでございますので、今後は、より一層計画通りに実行して予算に近づけるようにご尽力をいただくようお願い申し上げたいと思います。

以上をもちまして、監査報告を終わらせていただきます。

ありがとうございました。

それでは予め提出されている質問について、提案者からご説明をいただき、その後、執行部から回答をいただきたいと思います。

岡山支部小山代議員お願いします。

まずもって、2年間、伊達会長はじめ理事、役員の皆様、監事の皆様、ありがとうございました。ご苦労様でございました。岡山支部から2つ質問を出させていただいております。


1.県薬から各支部への支援体制について

4年前の伊達会長就任以来、県薬の方針として支部の活性化を掲げ、県薬は支部の活動を支援するというスタンス、方針で進んできたと認識しております。そこで下記2件を質問いたします。

1-1研修会について

支部で行う研修会に県薬の委員会が支部に出向いて開催する仕組みがあります。取り組みとしては素晴らしいですが、この4年間において各支部で開催された研修会での実績(支部ごと、委員会ごと)についてお示しください。また、支部単位で現地にて開催する研修会にどれだけの意義があるのか?時代が様変わりし、オンラインの研修でもPECSの単位が取得できる体制にある現在、今後の方針転換の可能性も含めて県薬としての見解をお示しください。

ご質問ありがとうございます。高木が回答させていただきます。

まず、この仕組みですが、ご質問にありました支部の活性化につなげていただきたいということで、研修会等を開くにあたって講師派遣をしますよということで始めさせていただいた事業ですけれども、4年間の実績についてお答えくださいということでしたが、この取り組みは令和5年に始まっておりますので、過去2年間の実績になることをまずご了承いただいて、お答えさせていただきます。

支部別では吉備支部が3回、瀬戸内支部、岡山支部、笠岡支部が各2回、玉野支部、高梁支部、玉島支部、津山支部、倉敷支部、東備支部が各1回、2年間で合計15回の開催となっております。

委員会別では、災害対策特別委員会が最も多く8回、IT特別委員会が3回、学術委員会、安全管理特別委員会、在宅委員会、公衆衛生委員会が各1回の開催となっております。

なお令和7年度は現時点で岡山、東備、玉野の3支部で災害対策特別委員会とアンチ・ドーピング委員会による研修会を開催予定となっております。 

後半の支部単位で現地にて開催する研修会を行うことの意義について、今後の方針転換の可能性も含めて県薬としての見解をとのことでしたのでお答えさせていただきます。

支部での研修会を推進させていただいているのには大きく2つの理由があります。

まず、1つ目は地域包括ケアシステムなど地域において薬局に求められる役割を果たすために必要なことや課題が支部や地域ごとに違うのではないかということで、支部ごとのニーズに合わせた研修会を会員が受講できることにメリットがあるのではないかと考えました。

もう1つは地域の薬局、薬剤師が協力して地域住民の生活を支えていくことの必要性が高まっている中、支部単位で現地開催する研修会が会員同士の顔の見える関係づくりや、その先の支部活動への会員の参加に寄与するのではないかと考えました。この2点になります。

確かに知識の習得、研修単位の修得だけでいえば、県全体での集合、またはオンラインで研修を開催する方がコスト、労力の面でも効率が良いと思います。そのため岡山県薬剤師会の各委員会でも会員全体に周知したい内容、習得していただきたい内容については委員会が主体となって県全体での研修会を開催しています。しかしながらオンライン研修の増加によって、会員同士が顔を合わせる機会が減少しております。委員会が出張して行う支部研修会では、ただ聴講するだけではない内容の参加型の研修を数多く用意していますので、支部研修会を1つのツールとして支部の会員同士がお互いの顔を知ったり、交流したりすることによって支部活動の活性化につなげていただきたいと考えています。このような趣旨をご理解いただき、ぜひ各支部での研修会の開催を今後も継続してお願いすることで回答とさせていただきます。


はい、ありがとうございました。小山代議員よろしいでしょうか。

はい、ありがとうございます。15回で、していない支部は何支部ありますか。

11支部してくださっていますので、4支部です。

そのうち災害が8回で最も多かった、以外は少ないということですね。

していない理由はあると思いますが、支部によってはやはりかなり負担になっているところも正直あると思います。会長の言葉の中にも支部編成というところもございましたけれども、支部ごとのニーズが違うだとか、会員の相互理解や懇親という意味、参加型の研修をするというのはすごく分かるんですが、負担は実際拭えないと思いますので、そういうところを県薬主導なのか、うまくそこを利用してやっていただけたらと思います

本当に大きな支部だとそれなりにできると思うのですが、小さな支部の負担は大きいと思うので、その辺りはもう少しご検討いただいて、積極的にやっていただけたらという風に思います。

それでは、関連の質問がございましたらお受けいたします。

挙手をしていただきましたら、私が指名いたしますので、所属支部のお名前をお聞かせいただき、質問をお願いいたします。

それでは、会場よりどなたかご質問ありますでしょうか。ございませんでしょうか。

それでは次の質問をお願いします。

1-2 県薬役員の支部への関わりについて

県薬の役員が支部を活性化する役割を担う体制になっております。支部が活性化すれば組織強化に繋がり、会員にとってもメリットはありますが、具体的には役員の立ち位置はどのようなスタンスで進めてきましたでしょうか?方針を伝えて支部の自主性に任せるだけなのか?支部と一緒になって企画段階から関り活動していくのか?支部により関わり方も様々ですが、過去4年間で県薬役員が各支部へどのように関わり活性化したのか、状況や課題についてお示しください。また、支部で開催されるイベントや研修会等への県薬役員の参加状況もお示しください。

ありがとうございます。これに関しては加藤が回答させていただきます。

役員と支部との立ち位置は基本的には支部運営のサポート役と認識しています。支部の事業計画やそれに関わる予算は支部主体で進めていただいておりますが、その中で支部予算等については必要であればヒアリングを行い、修正等お願いする場合もあります。基本的には支部担当理事は支部運営や活動が的確に行われている場合には深くは関与しない方針ですが、相談等があれば当然その都度対応はしております。

また支部担当理事以外では会長が本会と連盟の立場からこの2年間に延べ36回、1支部2~3回訪問し、方針等を直接参加会員にお伝えし、顔の見える関係づくりをしております。

支部でのイベントや研修会等への役員参加は、支部現状把握の観点から必要があれば行っております。支部総会開催時にはなるべく役員が参加する方針ではございますが、すべての支部に赴くことは出来ていないのが現状です。イベント等の際、支部からの参加要請があればその都度対応させていただいておりますが、今後とも支部担当役員と支部活動が円滑に行われるように県薬と支部の連携強化に取り組んでまいりたいと思います。

ありがとうございました。小山代議員いかがですか。

はい、ありがとうございます。自主性と任せるという考え方の違いは支部の捉え方の違いだと思いますが、先ほどの質問と同じように、小さい支部に関してはやはり負担も大きいと思いますし、任せるだけではなく関わるというのは大事かなという風に思いますので、その辺りはお考えいただければと思います。

支部への参加については必要があればということですが、具体的な参加回数は把握されていますでしょうか。

実際的に理事等が支部に参加させていただいたのは、岡山支部は直接はありません。倉敷については2回、津山は1回、玉野は3回、玉島は非常に多く20回近く参加をしております。

あと、児島が4回、新見が2回、東備が4回。以上が支部担当役員が支部に赴いた回数となっています。

ありがとうございます。役員が多く参加されているところと全く参加されていないところがあるようですが、要望があるところには行く、要望がないところは行けてないというのが現状ということでしょうか。

おっしゃる通りです。基本的にはなるべく参加するようには努めておりますけれども、理事が近隣の支部担当かというところ、先ほど小山代議員の方からもありましたように、各支部から役員が選出されているわけではございませんので、やはり時間の問題であったり、他の業務のことであったりというところで、積極的に行ける状況にはないと把握しております。

ありがとうございました。小山議員よろしいでしょうか。

ありがとうございます。支部の負担もそうですけども、役員の負担も多分すごくあるんだろうと思いますので、その辺りは効率的に、何が1番効率的かわかりませんけれども、役員の負担を軽減する方策を考えながら、各支部へのフォローというのはぜひお考えいただければという風に思います。よろしくお願いいたします。

この後、特別審議事項で次期の役員改選を行います。

担当理事等々につきまして、この度ご指摘をいただいたことを踏まえて役員会でお話をさせていただきたいと思います。

はい、ありがとうございました。

それでは、会場より関連質問がございますでしょうか。

続きまして、2番の方よろしくお願いします。

2.県薬会報のWEB化について

県薬の会報が2025年5月より完全WEB化しておりますが、WEB化したことによる会員の閲覧状況は従来の紙媒体と比較してどう変化したでしょうか?閲覧回数(ページビュー)を把握されていればお教えください。会員にとって役に立つ情報が掲載されていても会員に読んでもらえないと、役割を果たせていないことになります。従来の紙媒体であれば職場や自宅に郵送され、開いて興味のあるページを閲覧することも可能でしたが、WEB版では会員自身が県薬HPから入っていかないと会員の目に触れることもありません。会員側もWEB版に慣れていくことが必要ではありますが、会報を読んでもらえるような工夫が必要と考えます。例えばコンテンツが一目でわかるように電車の中吊り広告のような目を引くものを会員メールで配信してはどうでしょうか。 また、会報をWEB化した目的のひとつは経費の削減と認識しておりますが、WEB化したことにより年間でどの程度の経費削減が見込まれるでしょうか。お示しください。

このご質問に関しましても加藤が回答させていただきます。

紙媒体の時にどのくらい読んでいただいていたのか調査する方法はございません。WEB化により閲覧数の把握は可能となりました。完全WEB化になった直近の5月号では閲覧いただいた人数は189名でした。当初より委員会でも閲覧人数は少ないことは覚悟しており、このことを踏まえ、今後内容等の充実を図る事で閲覧人数を増やすための特集や記事のブラッシュアップを考えております。

今のWEB化は基本的に紙だったものをそのままWEBにしたというところで、コンテンツについて大きな変更は加えていません。今後WEB化になりましたので、本当に必要なブラッシュアップをしていきたいと考えています。

費用の件、WEB化による経費の削減についてですが、紙媒体での作成費とWEB会報作成費の差額は約15万円、紙媒体の方がやはりちょっとお金がかかっている。郵送費としてその分不要になりましたので、この部分は年間約120万円の減額となっておりますが、新たなサーバーを会報用に利用する必要がございましたので、その保守料を差し引くと総額で約100万円が減額出来ております。

WEB化によって紙資源の使用削減にも繋がる事も踏まえ、時代の変化に即した変更であったと考えておりますので皆様方にはご理解いただければと思います。

先ほどから申しましたように、これからどういう風に記事内容を変更していくかということは会員の皆様のご意見もいただきながら紙面づくりを考えていきたいと思っておりますので、皆さまからもご要望をぜひお伺いできればと思います。

ありがとうございました。小山代議員いかがでしょうか。

はい、ありがとうございます。


もちろんWEB化は今の時代の流れですので、経費以外にも理由があると思うので、この方向で進められるということについては私どももいいと思っているんですけれども、現実的に、今おっしゃったように約1割、10人に1人しか見ていないということになってしまいますので、実際紙媒体がどうだったかは正直わかりませんけれども、ぜひここに入っていかないと見れない、会報以外のものというか、会報に匹敵するメリットみたいなものをつけてですね、閲覧数を増やす努力、せっかく一生懸命委員会の方々が作られているので、会員の皆様に少しでも見ていただけるような工夫はしていただければという風に思います。

また、約100万円ほどの経費節減ということですけれども、現実的にはこの5月にスタートしたばかりなので、実際にその媒体を使ったものと、郵送料も含めてですね、差がどのぐらい出るかっていうのは1年経ってみないとわからないと思いますので、次年度、1年間経ってどうだったかっていうことはお示しいただければという風に思います。私としては以上です。

ありがとうございました。

この質問に関して、会場より関連質問ございましたら挙手お願いします。ございませんか。

それでは、続きまして、倉敷支部より石元代議員お願いします。

「県薬メール」(会員メール・薬局メール)の登録について

岡薬剤発第10号(令和7年4月7日)に「県薬メール」登録情報(メールアドレス・携帯番号)の連絡手段としての利用について案内がありました。

薬局メールについてはほどんどの薬局が登録をしているが、会員メールは7割程度の登録状況にとどまっていると聞いております。この度行政との連携について倉敷市連合薬剤師会内の薬局にアンケート調査をした結果、そもそも薬剤師会で実施している事業やイベント等を全く知らないのではないかと考えられる方が2~3割いるということが判明しました。

薬剤師会の活動に興味がない、通常の薬剤師業務以外したくない(業務命令以外のことはしたくない)などの理由の方も一定数いると思いますが、会社あるいは管理薬剤師の都合(忙しいから余計な業務をさせたくないし、説明・回答するのも面倒、手が付けられていない)で他の勤務薬剤師に情報を伝えられていないのではないかという懸念があります。

現在、県薬や支部から様々な情報を発信しておりますが、意識が低いわけではない薬剤師に情報を伝えられていないというのはIT化を目指す上で大きな課題であると考えます。

薬剤師会の年会費の際に、会員メールを登録するように促すなどまずは登録に向けて対策すべきと考えます。

ありがとうございました。それでは、執行部から回答をお願いします。

こちらの質問につきましては、高木の方から回答させていただきます。

まずは、ご質問、ご提案ありがとうございます。

会員メールの登録状況についてですが、推移について簡単にご説明させていただきます。2019年4月から開始し、5年たった2024年4月の時点で登録者数1005人、会員の約51%でした。その間にも複数回の会員メールへの登録のお願い等、メール登録者増に向けた取り組みを行っていましたが伸び悩んでいた状況でした。2024年9月に全会員宛てに文書で会員メール活用促進を通知すると同時に「会員メールの活用と薬剤師会からのお知らせに関するアンケート」を実施させていただきました。併せて、未登録者にはID・パスワードを郵送するなど更なる登録者増加への取組みを行ったところ、1ヶ月足らずで283名(14.5%)の増加に繋がりました。その後も新規入会者にはID・パスワードを記載した文書を郵送してWebでの登録をお願いしており、2025年6月現在で登録者数1381名、会員の71.5%まで伸びたという状況です。

岡山県薬剤師会としましては、更なる登録会員数を増加させることにより、将来的には文書郵送をできるだけ少なく出来るのではないか、可能な限りメールでの通知をメインにしたいと考えています。いただいたご意見を参考にしながら、未登録の会員に対し会員メール登録のお願いを継続してまいりたいと思います。登録会員数が増えれば、各支部単位での会員への通知や連絡にもより活用しやすくなると思いますので、県薬としても積極的に勧誘はしていきますが、各支部におかれましてもぜひ会員メールへの登録を呼びかけていただけますよう、ご協力お願いできたらと考えております。

また、ご質問にありました、薬局メールだけでは会員に情報が伝えきれていないのではないかというご指摘に関しましても、真摯に受け止め、薬局メール、会員メールに載せる情報を今一度精査し直し、より多くの会員に必要な情報がきちんと届くような運用を検討することを合わせてご報告し、回答とさせていただきます。以上です。

石元代議員、よろしいでしょうか。

ご回答ありがとうございます。先ほどのご質問でもあったように、情報を多くの方に、というのはすごく多分難しいテーマでもあり、1つだけの理由でもないとは思うのですけれども、支部といたしましても引き続き会員の薬剤師の方に登録を促すような形で対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

ありがとうございました。会場より関連質問がございますでしょうか。

関連質問はないようですので、その他、全体的に何かご質問があればお受けいたします。

ございませんでしょうか。

大丈夫ですね。はい、ありがとうございました。

それでは、審議事項の採決に移りたいと思います。

審議事項第1号から第9号の貸借対照表、正味財産増減計算書及び財産目録は、定款第42条第2項の規定により、社員総会の承認が必要ですので、お諮りします。

ご承認をいただける方は、挙手をお願いいたします。

出席者で賛成の方が42名、委任状が7名で、出席者の過半数を超えておりますので、承認とさせていただきます。 

ここで休憩を取らせていただく予定でしたが、このまま続けさせていただきます。

準備が出来るまでお待ちください。

それでは、特別審議事項第1号「任期満了に伴う役員選任について」に移らせていただきます。

趣旨説明と候補者の方のご紹介をお願いします。

現在の役員の任期は、本日の総会終了の時までとなっておりますので、新たな役員を選出する必要があります。

なお、本社員総会では理事及び監事を選出いただき、本会終了後に新たに選出された理事で開催する理事会で、正副会長等を選出いただくことになります。

候補者の募集については、4月7日に公示を行い、5月20日の締切日までに、理事候補者として18名、監事候補者として3名の方に立候補をいただきました。

それでは、受付順に候補者の方をご紹介いたします。

なお、立候補者の詳細につきましては、事前に資料をお送りしておりますので、本日は、名前を読み上げますので、候補者の方は、その場で立礼のみお願いします。また、敬称は省略させていただきます。

まず、理事候補者(届け出順)です。

立花義章、廣本篤、山本真広、本江誠、平松洋子、森山圭、伊達元英、寺井竜平、清水圭子(本日欠席)、古江ちづ子、桐野恵美、加地弘明、西村健二、加藤章則、成廣和朗、高木紀彦、村木理英、出石啓治

以上18名で、定数以内(4名以上22名以内)でございます。

続いて、監事候補者(届け出順)です。

松村隆司、加藤圭一郎、役重昌広

以上3名で、定数以内(3名以内)でございます。

ありがとうございました。

ここで皆様にお諮りします。定款第18条第3項によれば、「理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者ごとに、決議を行わなければならない」とありますが、選挙規則第10条で「候補者がその選挙によって選ぶべき人数を超えないときは、社員の議決を経て投票を行わず、その候補者をもって当選とすることができる」と規定しております。

立候補者が定数以内となっておりますので、今回は選挙規則第10条を適用して無投票当選ということをお諮りしたいと思いますが如何でしょうか。

ご異議がないようですので、賛成いただける方は挙手をお願いします、

挙手全員と認められますので、候補者の方を全員当選といたします。

それでは、これより当選者の方に、「当選証書」の授与を行います。

 当選者の方は、前にお並びください。

各自に授与

以上をもちまして、議事は終了いたしましたので、議長を降壇させていただきます。

迅速な審議にご協力いただき、ありがとうございました。

議長、副議長ありがとうございました。その他、事務局から何かありますか。

新しく理事・監事になられた方は、この後2階会議室で理事会を開催しますので、よろしくお願いします。

閉会にあたり、高木副会長がご挨拶申し上げます。

本日は、迅速な中に丁寧なご審議をいただきありがとうございました。

特別審議事項で新たに選任された理事、私も含めて、この後新会長を選任した後、新しい執行部体制で薬剤師会の業務を運営させていただこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

私が30代後半ぐらいの時に、20代の若い薬剤師さんに「薬剤師会って何をしてくれるのですか」という風に聞かれたことがありまして、その時に私は「何をしてくれるというよりは、自分たちが薬剤会を通して何をするかじゃないですか」とお答えしたことがあります。

もちろん、会費をいただいて運営していますので、会員の先生方に何かしらのメリットを還元するのは非常に大事なことだと思っておりまして、そういった運営は心がけておりますが、一方で、薬剤師会って唯一の職能団体なのですよね。保険薬局協会とかチェーンドラッグストア協会とかありますが、そちらの方はあくまで薬局経営の観点からの協会であって、薬剤師個人の団体というのは我々の薬剤師会しかありません。日薬の代議員会などにも出させていただいて、色々聞いていると、やはり国や行政、国民とか県民というのは、やはり薬剤師の代表は薬剤師会という風に見ているんですよね。

我々は皆さんが現場で一生懸命いろんなことをやってくださっているのはもう重々理解しているのですが、個人が頑張っても個人の評価にしかならないと私は思っています。でも、それを薬剤師会を通したり組織として行えば、それは全体としての評価になって、薬剤師全体の評価が上がる。診療報酬もそうですけれども、我々の職能のアップにつながるという風に思っています。

今日もちょっと出ていましたが、今、医薬品提供体制の強化とか色々言われています。もちろん我々は免許をもらって国家資格でやっていますので、やらないといけない義務というのもあります。県民の皆さんのためにしっかりと負託に応えるように活動していく中で、正当な評価をしていただいて、対価というか、きちんとした報酬をいただかないと、制度として継続することは不可能だと思います。薬剤師のやりがいだけで未来が続くものでもないとは思っていますので、そういった形で続けていくためには、皆さんのお力を借りて、会としてきちんと事業を行い、それをきちんと国民や県民、または行政の方にしっかりとお伝えしていって、私たちはこれだけのことを頑張っていますので、応援よろしくお願いします、ご協力よろしくお願いします、という形を作っていけたらと思っています。

そのためには、ここにおられる皆さんのご協力なくして、役員だけでは絶対に不可能です。支部会員のお力も借りないとできないと思っていますので、そういったことをぜひ皆さんと一緒にやっていきたいと思っていますので、お願いをさせていただいて閉会のご挨拶とさせていただきます。

本日はお疲れ様でした。ありがとうございました。

今期で役員を退任される先生が3名おられますので、一言ずつご挨拶をいただけたらと思います。


私は2期4年間務めさせていただきました。

1期目は一般用医薬品特別委員会の担当理事、IT特別委員会の副担当理事で、2期目は薬局委員会と一般用医薬品特別委員会の担当理事、社会保険委員会の副担当理事をさせていただきました。

私にとっては、この4年間は本当に結構きつい4年間だったのですけれども、そんな中、役員の先生方の勉強になるサポートやご助言をいただいたり、事務局の皆さんがサポートしてくださったりで、何よりも委員会の皆さんが一緒にそれぞれ2年間ずつ一緒に走ってきてくださったことに、非常に心から感謝しています。

事業をしていった中で、十分に会員の皆さんや支部の皆さんに事業成果を届けられなかったということが多々あったかと思います。そういった部分で、この場を借りてお詫び申し上げたいと思います。

ただ、委員会の皆さんは本当に一生懸命頑張っています。まだまだこれから県全体を盛り上げていくためには、支部の皆さんにご協力、ご尽力いただくことがたくさんあると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

私の薬局は本当に小さい薬局です。個々というのは弱い力です。皆さん全体の力が集まって組織となって初めて強い力になると思います。私は体調面や家庭の事情で退任しますが、この4年間一緒にやってきて、微力ながら、まだまだこれから自分の立場という新しい場所で一緒に頑張っていきたいと思いますので、支部にもいろんな問題や負担があるとは思いますが、県の負担、支部の負担も一緒に解消しながら県全体が発展していくことをお祈り申し上げます。

4年間このような機会をいただいてありがとうございました。

1期2年間理事を務めさせていただきました大道です。

私は、病院薬剤師という立場から、連携を意識しながら事業を進めさせていただきました。

理事に就任した当初は薬剤師会というものがどのように成り立って、どのようなことをしているのか十分わかっていない状況でしたが、役員の皆さんや事務局の皆さんにご協力いただきながら、なんとか進めていけたと思っております。

そのおかげで、薬剤師全体のことも少しずつ分かってきたように思っております。

今後、理事を離れますが、いろんな薬剤師の立場を生かしながら、オール薬剤師でこれからの厳しい時代を進んでいけるよう、何らかの形でご協力できればと考えております。

2年間ありがとうございました。

監事を務めさせていただきました斎藤でございます。

平成25年6月から12年間に渡り、今6期ということになりますが、その間に環境、薬事行政も大きく変わってきました。

特に薬業関係については、私が就任した当時から比較いたしますと考えられないぐらいに変化し、複雑化してきております。そういう中にあって、これからの薬剤師会として、会員の先生方から患者さんへ適切な処方、それに基づく説明も含めてお届けするということが大事な時代になってきたのかなという風に思っております。

私も、元の会社の方も名誉顧問という形でまだ席は残っておりまして、卸業協会の方も相談役という形で残っておりまして、これから薬業会館の方の仕事もやらなきゃいけないことになっております。できるだけ私の人生を通じて薬剤師としての今日まで勤め上げてきたその足跡をしっかりと自ら確認をいたしながら、私なりの考え方とそのこれからの情勢ということをしっかり思いながら、お役に立つようにこれからも努力してまいりたいと思います。

またいろんなところで皆さんともお会いできることも多々あろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

長い間本当にありがとうございました。

以上を持ちまして第30回一般社団法人岡山県薬剤師会定時総会を閉会いたします。

本日はありがとうございました。

以上、午後2時22分で閉会

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