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vol.283 2026年9月号

令和8年度 若手指導者育成フォーラム(第1部) 報告書

部長 村木 惇人

8月2日(日)、岡山県薬剤師連盟主催による「若手指導者育成フォーラム」を開催し、県内から46名の方にご参加いただきました。

午前の部では、薬剤師および岡山県薬剤師連盟の情報発信力向上を目的として、SNS活用に関する研修会を実施しました。

本田顕子参議院議員には熊本県内からZoomでご参加いただき、「国政報告、SNSとの関わり方について」と題してご講演いただきました。講演では、先の国会に関するご報告に加え、参議院議員選挙におけるSNS活用の舞台裏や、日頃の情報発信に関するSNS戦略についてお話しいただきました。また、被災地におけるSNSの活用方法や情報発信上の課題についてもご説明いただき、迅速な情報共有が求められる一方で、発信内容の正確性や発信者としての責任が重要であることを学びました。

また、神谷政幸参議院議員からはビデオメッセージをお寄せいただき、参加者に向けて激励のお言葉をいただきました。

続いて、漢方系インフルエンサーとして活躍されている北山雅大先生、通称「きたくん」を講師にお招きし、「SNS運用について学ぼう」と題した講義およびワークショップを行いました。

講義では、SNSを運用する上で重要なポイントとして、発信する目的を明確にすること、情報を届けたいターゲットを具体的に設定すること、ターゲットに届く内容をリサーチすることの三点を中心に解説いただきました。SNSは、単にフォロワー数を増やしたり、一時的に投稿を話題にしたりすることが目的ではなく、自らの活動や考えを必要とする人に届けるための手段であることを学びました。

ワークショップでは、LINEオープンチャットを活用し、参加者がリアルタイムで意見を投稿する形式で実施しました。SNSを活用する目的の明確化、伸びている投稿のリサーチと分析、短尺動画の台本作成という三つの課題に取り組み、基礎的な内容から実践的な発信方法まで幅広く学びました。

特に投稿の分析では、実際に多くの人に見られている投稿を題材として、なぜその投稿が伸びているのか、どのような内容であればターゲットに届くのかを参加者同士で考えました。仮説を立て、実際の反応を確認しながら改善を重ねることの大切さを学ぶ機会となりました。また、匿名で意見を投稿できる形式を取り入れたことで、通常のグループワークよりも発言しやすく、活発な意見交換につながりました。

今回の研修を通じて、SNSによる情報発信にも、日々の薬剤師業務と同様に、地道に信頼を積み重ねる姿勢が求められることを実感しました。参加者からも「SNSに対するイメージが変わった」などの声が寄せられ、情報発信に対する心理的なハードルを下げる有意義な機会となりました。今後も岡山県薬剤師連盟青年部では、政治活動に限らず、日々の生活や業務にも生かすことのできる研修や交流の機会を企画してまいります。ご講演いただいた先生方をはじめ、ご参加、ご協力いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

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